東商流総会で風適法の順守を呼びかけ

東商流（小原啓一理事長）は10月26日、東京都豊島区の「ホテルメトロポリタン」で第16回通常総会を開催した。小原理事長は前年度を振り返って、今年7月5日に東京商業流通組合等暴力団排除協議会を発足したことを高く評価。「同協議会の設立により、暴力団追放運動推進都民センターへの職域団体としての加盟を認められた。暴排団体連合会への入会も許可された。改めて暴排のスタートに立ったつもりで健全営業に取り組んでほしい」と訴えた。行政講話では警視庁の高木学保安課長が、東商流が都遊協と一体となって導入を推進している金地金による賞品流通システムの現状に言及。「同システムの導入店舗のなかに、金賞品が営業中に足りなくなったため買い取り所から直接納品させたところがあると聞き及んでいる。事実なら風適法第23条に抵触する」と指摘。「東商流組合員も仕事上、ホールとは密接な関係にあり、風適法を順守する義務がある」と注意を促した。