みなし機撤去で大阪のアレンジボール店休業

いわゆる「みなし機」撤去の期限である6月20日、大阪・新世界のアレンジボール専門店「中央会館」はこの日を最後に休業することになった。入れ替えできるアレンジボール機がないためで、浦本利一店長は「法令上のことなのでしかたがない。常連さんたちは今日が最後と知っているが、遠方から来られるファンの方々は、いきなり閉まっていて驚くでしょうね」とため息。今後は8号営業も視野に入れ、“ゲームセンター”として復活させることも考えているというが「射幸性を下げるなど機械に手を入れなくてはならない。また、本当にそれだけで移行できるのか行政当局の見解も出ていない。なんとか機械を有効活用できる方法を考えたいのですが…」。また、近隣の「オール10」専門店「ニュー三共」では「メリーゴーランド」など懐かしの機種25台を20日中にも撤去する予定という。「新世界は低射幸性の遊べる機械にファンがついていたホールが多い地域。これからが大変です」と話していた。