マースエンジニアリングのグループ会社であるマーステクノサイエンス(本社・東京都新宿区、村上浩社長)は9月12日~14日まで東京都江東区の「東京ビッグサイト」で行われた「第9回自動認識総合展」に出展。 1円パチンコなどで業界にも普及しつつある電子タグを利用したゲートや、事務所や金庫室などへの安全な入退室管理が可能な指先静脈認証システム、商品の判別や仕分けが迅速に行える非接触型ICタグなど、流通や店舗での人・物・金を安全に管理出来るシステムがズラリと並んだ。 同社は「AIR紙幣搬送システム(参考出品)」などをデモ展示。 この「AIR紙幣搬送システム」は、紙幣自体の搬送を空気の力で行うというもの。 全金種対応可能で機械的トラブルも少なく、汚れや折れた紙幣にも対応できる。搬送経路も自由にレイアウト可能なので、狭小店やビル内のテナント型店舗にも適している。 「紙幣搬送路はクリアな為、万が一搬送詰まりが起こっても、迅速に復旧できるのが強み」と担当者は語った。