日遊協（西村拓郎会長）は9月23日、ウェブセミナー「第17回人材育成フォーラム」を開催。組織人事支援などを手掛けるリンクアンドモチベーションの花岡健太氏ら、3人が登壇した。花岡氏は「従業員のモチベーションをアップさせるためには、企業との信頼関係を高める必要がある」と述べ、福利厚生など、企業から一方的に提供する待遇面だけではなく、従業員と企業が対等な立場となり、従業員の貢献意欲を引き出すことが重要と提起。その上で、パチンコ業界で多く見られる課題として、店長とスタッフなど、縦の連携が指示のみになってしまい、仕事が作業になっていることが多いと指摘。改善策として、清掃作業を例に挙げ、「『居心地の良い遊技空間でお客さまに交流してもらうことも、地域貢献の一つ』と訴えるなど、"意味づけ"を伴った指導をすると良い」とアドバイスした。