日電協と回胴遊商が放射能線量計を1万枚寄贈
日電協(里見治理事長)と回胴遊商(伊豆正則理事長)はこのほど、東日本大震災の被災地復興支援活動の一環として、福島県と群馬県の自治体や幼稚園などに、個人携帯用の「カード式放射能線量計」を計1万枚贈呈した。内訳は福島県(福島市、南相馬市、飯館村、南相馬市消防団など)に5000枚、群馬県(県内の幼稚園、保育園など)に5000枚。同製品は常時携帯することで、3カ月間の累積被ばく線量を測定することができるもの。8月23日には、日電協の平野薫美事務局長と回胴遊商の桂木俊郎専務が福島市への贈呈のため、同市役所を訪問。片平憲市副市長に、線量計500枚を寄贈した。片平副市長は「福島第一原発事故の直接的な影響に加え、風評被害もあり、市民は不安な日々を送っています。いただいた線量計は有効に活用させていただきます」と謝辞を述べた。
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