レジャー白書2018、パチンコ市場は20兆円割れ
日本生産性本部(前田和敬理事長)は7月19日、東京都千代田区の「ビジョンセンター永田町」で「レジャー白書2018」記者発表会を開催。志村武範主幹研究員と桜美林大学の山口有次教授が同白書の概要を解説した。2017年のパチンコ市場は前年比8780億円減の19兆5400億円。参加人口(ホールに年1回以上行ったと回答した人の数)は同40万人減の900万人だった。ホールに行った人の年間平均回数は29.8回から29.4回、年間平均費用は8万8900円から8万5100円と、それぞれ微減。参加希望率(パチンコ・パチスロを将来やってみたい、または今後も続けたいとする人の数)は、0.9%マイナスの5.7%となった。なお、余暇市場全体の規模は、前年の69兆7860億円から0.2%増の69兆9310億円。山口教授は「突出して規模の大きいパチンコ・パチスロ市場が落ち込んでおり、微増という結果となったが、同市場を除くと前年比2.1%のプラスとなっている」と述べた。
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