日本生産性本部（前田和敬理事長）は7月18日、東京都千代田区の「ビジョンセンター永田町」で「レジャー白書2019」記者発表会を開催。志村武範主幹研究員と桜美林大学の山口有次教授が同白書の概要を解説した。2018年のパチンコ市場は前年比7000億円減の20兆7000億円。なお、日本生産性本部はパチンコ・パチスロの市場規模について、2016年が20兆4180億から22兆7000億、2017年が19兆5400億から21兆4000億円にそれぞれ修正した（理由は非公開）。参加人口（ホールに年1回以上行ったと回答した人の数）は、同50万人増の950万人。ホールに行った人の年間平均回数は29.4回から28.5回、年間平均費用は8万5100円から8万1800円に減少。参加希望率（パチンコ・パチスロを将来やってみたい、または今後も続けたいとする人の数）は、0.1％プラスの5.8%となった。なお、余暇市場全体の規模は、前年の71兆8250億円から、前年比0・1％増の71兆9140億円。山口教授は「突出して規模の大きいパチンコ・パチスロ市場が落ち込んでおり、微増という結果となったが、同市場を除くと前年比1.6%のプラスとなっている」と述べた。