有志のホール企業6社が給付型奨学金を支援
pp奨学金委員会(深谷友尋委員長)は2月26日、「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」の設立記念式典を東京都港区の「国際文化会館」で開催。約100人の業界関係者が出席した。同奨学金は、店舗で顧客が寄付した遊技球/メダルの数量に対応する金額と同額の現金を、当該店が営業利益の中から自店名義で寄付。それを原資に運営する給付型奨学金。前・日遊協会長でもある深谷委員長が経営するフシミコーポレーション、全日遊連理事長の阿部恭久社長が経営するサンキョー、さらにはマルハンら、有志のホール企業6社が運営母体である「社会福祉法人さぽうと21」(吹浦忠正理事長)に協力する形で昨年から設立準備を進めていた。式典前には会見を行い、吹浦理事長、深谷委員長、同委員会副委員長を務める阿部氏が出席。深谷委員長は7~8年前から阿部副委員長と温めてきた構想であることを明かし、「従来の奨学金は貸与型が基本で、奨学生の負担になっている。業界内に賛同者を増やし、ファンの皆さまにも理解を求めながら、支援を拡充していきたい」と述べた。また、2017年度奨学生に選ばれた8人の学生も発表。給付決定通知書を授与した。
<BACK
<過去記事データベースへ