自家買い容疑で渋谷のホールを書類送検
警視庁保安課と渋谷署は3月14日、渋谷区内のパチンコ店A店を経営する法人と同社のB社長ら4人を、風適法違反(自家買い)の疑いで、同区内で景品買取所を営業する法人と従業員ら3人、景品卸問屋従業員1人を同ほう助の疑いで書類送検した。警視庁広報課によると、B社長は同社従業員3人と共謀し、07年10月から11月ごろ、20数回にわたり、渋谷区内の景品買取所で、遊技客7人に提供した賞品であるレコード針など約200個を合計約44万円で買い取った疑い。A店の経営企業は、この件に関して時事通信が「(警視庁保安課は)同店が10年近くの間に、この手法で約2億円の利益を得ていたとみて調べている」と報道したことに、ホームページ上で「何らの利益も受けていない」と反論する文章を数日間掲載した。A店は都遊協の大多数組合員店舗が導入している金賞品による流通システムを未導入だった。
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