ファーストの大島社長が「嫌疑が晴れた」
ファースト(本社・東京都中央区)は9月10日、同社で記者会見を開き、同社製パチスロ機「ザゴルフ-30」をめぐる商標法違反事件について状況を説明した。大島享社長は「捜査機関に協力してきたにもかかわらず、突然逮捕されたことについては、ただただ遺憾に思う。事件はまだ終わっていないが、今回の釈放は嫌疑が晴れたということだと認識している。現在、事件について胸に秘めていることは山ほどあるが、警察主導の業界なので事件が終結するまでは言えない」とコメント。藤田正人弁護士によると、今回の事件で起訴されたのは沖縄県の販社代表2人。ファースト関係者含め、そのほかの逮捕者は全員処分保留のまま釈放されている。現在逃亡中の販社関係者1人が逮捕されれば、全員の最終的な処分が決定する見込みだが、藤田弁護士はファースト関係者が起訴される可能性はほぼゼロだとしている。また、8月中旬から導入が開始された「マジシャン」については、初期ロット1000台が完売し、近いうちに2次ロットの受注が開始される予定。
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