警視庁が金賞品の偽造団を逮捕
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊などによる共同捜査本部は東京税関とともに、偽パチンコ景品を中国から密輸しようとしたとして、都内に住む中国人2人を10月2日までに関税法違反の疑いで逮捕した。密輸しようとしたのは東京の賞品流通システムで使われている金地金によるパチンコ景品の偽造品で、被疑者2人は他の5人とともに今年4月2日、偽造したパチンコ景品7090点を中国から成田空港に密輸しようとした疑い。東京では金賞品の市場価格とのかい離とセキュリティー強化が以前から課題で、問屋組合である東商流(小原啓一理事長)が中心となってその対策を検討していた。小原理事長は10月3日に行われた都遊連第3ブロック地域安全協議会で今回の摘発にふれ、「警視庁の取り組みに感謝する」と述べている。
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