平和が業績下方修正を発表
平和(本社・東京都台東区、石橋保彦社長)は10月27日、2009年3月期の通期と第2四半期の連結決算業績予想などの下方修正を発表した。通期売上高は842億円を予想していたが、528億7000万円に、営業利益は99億5000万円から75億7000万円の損失に、経常利益は190億円から19億6000万円に修正した。同社によると、第1四半期に投入したパチンコ機、パチスロ機の販売はおおむね順調に推移したが、第2四半期に投入を予定していたパチンコ2機種の販売時期が第3四半期以降にずれ込んだため、販売計画を3万1000台下回った。また、昨年8月のオリンピアとの経営統合以降、パチンコ機本体の共通化、部材の標準化に取り組むとともに、統合前から保有している多額の在庫部材の活用も模索してきたが、昨今の遊技機市場の変化などから、在庫問題のスピーディーな決着が必要と判断。両社のパチンコ機関連棚卸資産を再評価し、平和で約31億円、オリンピアで約18億円の評価損を計上した。
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