南州ソフトウェアがホール動向解説セミナー
ホール向けに客数・客層調査分析システム「NAPPA」を開発・販売している南州ソフトウェア(本社・横浜市、クリストファー・テーラー社長)は2月14日、東京都中央区の「TKP東京駅日本橋ビジネスセンター」で「2011年のホール動向解説セミナー」を開催。船井総研の上席コンサルタント・奥野倫充氏が講演した。奥野氏は、鳥取県米子市では1円等価専門の繁盛店が複数出現したことによって、4円パチンコがマイナー市場に変化していると解説。1円等価専門店は、2011年の台風の目になる可能性があると指摘した。また、その一方で、今年は4円パチンコの業績アップを見据える年だとも強調。「そのためには、4円パチンコの正面突破を狙うのではなく、まずは5スロのIN枚数を上げるなど、比較的簡単なことから成果を出して、準備を進めるべき」と提案した。また、その後の講座では、南州ソフトウェア・第一営業部の日野藤一郎課長が、同社製品「NAPPA」で得られた客数・客層データをもとに戦略を立案し、業績アップを実現したホール事例を紹介。会場後方には、実際にiPhoneなどの携帯端末とパソコンを利用して「NAPPA」を体験できるブースも用意し、来場したホール関係者の関心を集めていた。
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