全日遊連（阿部恭久理事長）は6月24日、東京都港区の「SHINAGAWA GOOS」で第25回通常総会を開催。阿部理事長は冒頭、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」問題に言及。業界14団体で健全化推進に関する声明文を検討していることを伝えた上で、「業界を挙げて回収対象機の回収・撤去に向けた取り組みを迅速に実行し、社会的責任を果たしていかなければならない」と述べ、理解を求めた。議案では任期満了に伴う役員改選が行われ、阿部理事長が再選（2期目）。副理事長も神奈川県遊協の伊坂重憲理事長（機械対策委員会担当）、大阪府遊協の平川容志理事長（経営委員会担当）、岐阜県遊協の大野春光理事長（総務委員会担当）、新潟県遊協の佐藤孔一理事長（事業委員会担当）、青森県遊協の大西康弘理事長（財務委員会担当）の5氏全員が留任。阿部理事長は「2年間、一緒にやってきた副理事長の方々とともに、引き続いて、少しでも良い遊技環境と業界を作るべく、一丸となって進んでいきたい」と決意を述べた。総会後の懇親会の来賓あいさつは、警察庁保安課の小柳誠二課長のあいさつを大門雅弘課長補佐が代読。業界から不正を徹底的に排除するよう求めた。