マルハン、学生が就職説明会の企画案で競う
マルハンは11月5日、東京都千代田区の「TKPガーデンシティPREMIUM神保町」で、「宿泊型インターンシップ」の決勝戦を開催。このインターンシップは、同社の就職合同説明会用の資料を学生が作成し、自らプレゼンテーションすることを通じて、「人を感化する力」を養うのが目的で、2014年度から大学生・短大生を対象に実施している。今年度は57人の学生が参加し、8月(東日本)と9月(西日本)に3泊4日の合宿が行われ、優れた評価を得た5チーム計26人が決勝戦に出場。韓裕社長をはじめとする同社幹部の前で、最終プレゼンに臨んだ。客席とのやり取りやコントなどを混ぜた、軽妙な印象の発表が目立った中、西日本会場から進出の4人組チーム「桃太郎」が優勝。桃太郎は、スライド資料でていねいに説明。福利厚生や新規事業について他チームよりも多くの事例紹介を盛り込み、詳細な解説を加えていた。韓社長は「ずっと挑戦をし続けてきた会社だというのが、いかに学生に伝わるものになっているかに着目した。その点、『桃太郎』のプレゼンはよく整理され、構成も分かりやすかった」と選考理由を語った。桃太郎のプレゼン案は、来年行われる就職合同説明会で使われる予定。
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