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経営実務

セキュリティ最前線(執筆/セキュリティアドバイザー・氏家比呂志)

2003.12月号/不正手口−−今後の展望
多種多様に及ぶゴト手口。特に近年、数値が重要視されるなか、ホールコンピュータでがすぐに察知しえない部分を狙った不正行為が増加。また偽造部品についても、飛躍的にセキュリティ性が高いとされるV4チップでさえ不安を抱えているのが実情です。それゆえ今後とも、常に最新かつ信頼のおける情報を持っていないと発見・防止することは難しくなるでしょう。

2003.11月号/データ管理の裏をかく手口実情
今回は、ベースやスタートなどリアルタイムでの異常が発生せず最終データのみに異常が発生する手口のため発見が遅れてしまった事例など、データ管理の隙を突いた手口を紹介します。中には非常に単純な手口もありますが、いずれも事前に対策を施せば未然に防げたケースばかりでホールにとっては余計な損失と言えます。それだけに今一度、防止点検の実施をお勧めします。

2003.10月号/凶悪化するゴト手口の実情
今回紹介する事例は、パチンコ台上皿賞球払出口の内部右側面にドリルであけた穴からピアノ線を侵入させてアタッカーを開放する手口やスロット台の扉を抉り隙間から金属棒を挿入し回収スイッチを操作する手口、さらに高額紙幣両替機から現金を抜き取るなど、いずれも実際に起こったケースで特に最近はこれらの事例に匹敵する凶悪な手口による被害が全国で多発。中にはすでに『ゴト行為』の範疇を超え『強盗行為』と呼んでも決して過言ではないだけに万全な態勢で臨んでいただきたいと思います。

2003.9月号/内なる脅威!内部不正実情
今回は、ホールにとっては内なる脅威ともいえる内部犯行について、その実例を紹介します。ひと口に内部不正といっても、基板やスタートセンサーなどの偽造部品交換、設定値や釘調整の変更、あるいは外部漏えい、はたまたサービス玉過剰など非常に多岐にわたり、内部不正に関して最大の防止策は管理者による指導に尽きます。加えて、誤解を招くような行為すべてを不正と見なすことを周知徹底し、データ管理ですべて判明することを事前告知しておくことが最善です。

2003.8月号/頻発する部品交換ゴト実情
今回は体感器同様に最近、頻繁に報告が寄せられている部品交換ゴトについて。手口としては、従業員など内通者との共謀で行う内的手段と、店舗侵入などによる外的手段とに大別されます。特に店舗侵入には様々な方法があり、最近ではセキュリティシステムをかい潜り、犯行後に脱出した後も綺麗に補修されていたケースもあるなど、より大胆で巧妙な手口になっています。

2003.7月号/激増するスロット台体感器ゴト実情
現在最も猛威を振るうスロット台での体感器ゴト。全国各地から被害報告が絶えず寄せられるなど、規模の拡大に加え被害発生機種も増加の一途を辿っており、ホール関係者のみならず業界全体を震撼させているといっても決して過言ではない状況です。ほとんどのホール関係者の皆様が一度は耳にしていることと思いますが、この手口の場合、体感器そのものの概念や法解釈などにより非常に多くの問題を抱えており、改めてスロット台体感器ゴトの概念、および問題点などを解説します。

2003.6月号/猛威を奮うサブ基板ゴト実情
近年、最も猛威を奮う偽造部品としてサブ基板関連の偽造部品があります。特にS社系スロット台での被害報告が絶えませんが、S社系に限らず、各社とも無防備な状態であり、人気機種に関しては今後も予断を許さない状況にあります。その背景としてサブ基板は、法解釈上は部品扱いに過ぎずメイン基板に義務付けられているプログラム自己診断回路も搭載されていないため、ノーマルとは全く違ったサブ制御プログラムであってもメイン基板自体が作動し、また同一部品の入手も可能なことからもプログラムの解析、および偽造が容易なことがあげられます。このため、サブ基板プログラムのセキュリティ問題については、メーカーを問わず慎重な態勢で臨む必要があります。

2003.5月号/ハイテク化する偽造・不正部品ゴト実情
電子技術や情報産業の飛躍的な発展に伴い、不正部品も高性能化・小型化が進んでいます。一口に偽造部品といっても、特定の打ち方をすることで強制的に大当たりを発生させる部品や自在に設定を変更してしまう部品、また近年、急速に普及し始めたサブ基板の偽造部品など様々なものがあります。しかも偽造部品を設置した後、『打ち子』と呼ばれる人間が、怪しまれない程度に長期間に渡り犯行を続けるため、巨額の被害が発生するばかりか、一般のお客様には「出ない」「勝てない」「遊べない」イメージが焼きついてしまい、結果お客様を失うといった致命傷を負いかねないのです。

2003.4月号/立証困難な電波ゴト実情
遊技機器の電子制御化に伴い日々進化する不正行為の最たるものが、電波を媒介して機器類の誤動作を誘発する電波ゴト。基本的に、強力な出力の電波を機器に照射して誤作動を起こす手口と、他の器具との併用で電波を媒介し機器を誤作動させることで大当たりなどを狙う手口の2つに大別されますが、電波そのものは目に見えず、また当人が打つ訳ではないため窃盗罪も成立しません。つまり、犯罪としての立証が非常に困難であることを認識しておく必要があります。

2003.3月号/巧妙化するセルゴト実情
セルを使用する不正手口には、パチンコ台のアタッカーを開放させる、スロット台のホッパー払い出し枚数計測機構を誤作動させるなど、様々な手口があります。セルゴト行為は、店舗スタッフや一般客の目を盗みながら短時間で挿入ために微妙な形状と細部処理が施されているうえ、実行犯(ゴト師)も不自然な動作や無駄な動きを一切排除できる状態になってから“実践”に臨んでいるため、彼らの不正行為から店を守るには「発見」よりも「防御」が最も大切です。

2003.2月号/進化するピアノ線ゴト実情
ひと口にピアノ線ゴトといっても、パチンコ台枠から挿入しチューリップを開けるといった原始的な手口から、賞球制御基板の接点をショートさせ払い出し球を得る、あるいはセーフユニットを誤作動させ強制的に払い出させる、などの手口があります。一方、スロット台においては、リセットを利用してサブ基板機能の付加価値を目論むなど、新たな手口も台頭してきました。手口の多様化が進み、払い出し速度の円滑化や台スペックの過激化の一途を辿っている現状から、刑事責任を追及され難いピアノ線ゴト行為による被害は着実に規模を広げていることを認識すべきでしょう。

2003.1月号/不正行為に立ち向かう
年々増加の一途を辿るゴトなど不正行為。しかも近年、その手口は一段と高度化・巧妙化し、ホールが被る被害額も甚大なものになっている。経営を揺るがしかねないこうした「不正」を迎え撃つ態勢を構築するにあたり重要なのは、経営者は信憑性の高い情報を入手すること。一方、従業員は対策部品の設置・施工、それと施術後の管理や営業中の監視など。さらに現場管理者はデータ管理と従業員管理が必要です。このうちいずれが欠けても効果的ではなく、不正対策も営業成績と同等に扱うべきといっても過言ではないでしょう。


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