基礎から学ぶ計数管理(執筆/エンタテインメントビジネス総合研究所・林秀樹)
2010年6月号/遊技機運用シミュレーション
本連載も、いよいよ今回で最終回を迎えることとなりました。「難しそう」だとして、敬遠されがちな分野ではありますが、計数管理は遊技機の状態を把握し、適切に運用していく上で、とても重要な知識です。そうまとめとなる今回は、遊技機をきちんと管理し、計画に沿って営業していく上で欠かせない作業となる「遊技機運用シミュレーション」について学習します。
2010年5月号/シミュレーションとBサ、客滞率の関係
前回までで、遊技機を管理する上での基本的な用語はひととおり解説しました。
そこで、今回から、いよいよ遊技機管理の「シミュレーション」について学習します。
シミュレーションとはコンピューター上での仮想計数管理のことで、実際の営業にあたる上で欠かせない作業です。まずはシミュレーションをするために絶対に押さえておかなければいけない用語、「Bサと客滞率」について理解しましょう。
2010年4月号/ベース(B)、B%と利益の鍵を握るBY
今年1月号から全6回で始めた本連載も、すでに半分が終わりました。「計数管理」という言葉を聞いただけで、「ややこしい」「計算は苦手」と敬遠していた方々も、少しはなじんでいただけたでしょうか。繰り返しますが、遊技機の状態を把握し適切に運用していくためには、計数管理の知識はとても重要です。今回はベース(B)とB%、そして店舗の利益を左右するBYについて理解を深めましょう。
2010年3月号/スタートや打ち込み、大当たり回数の用語
今回は「スタート」と「TS」「BO」「TO(T1O)」「TY(T1Y)」について理解を深めます。「スタート」は何となく意味がわかるという方も、案外、計数管理上の正しい理解はしていなかったりするものです。ましてや、「BO」「TO(T1O)」となると、どういう意味なのか、実は頭を抱えてしまう方も少なくないのではないでしょうか。これらの計数用語はホールコンピューターメーカーによって、呼称が多少異なるものの、いずれも非常に重要な用語です。しっかりと頭に入れておきましょう。
2010年2月号/六つの信号情報で算出する二次データ
第1回目である前回は、計数管理の目的と、遊技機(および島設備)から出力される六つの信号、いわゆる一次データの意味について解説しました。そこで今回は、この一次データを基に導き出される「二次データ」について学習します。二次データとは、一次データである六つの信号を組み合わせたり、加工することで導き出される計数管理項目のことです。特に今回はアウトとセーフ、および割数と誤差玉について理解を深めましょう。
2010年1月号/計数管理の目的と基礎データ
「計数管理」という言葉を聞くと、「ややこしい」「難しそう」「計算は苦手」と敬遠する方も多いことでしょう。でも、遊技機の状態を把握し、適切に運用していくためには、計数管理の知識はとても重要です。そこで本連載では全6回にわたって、パチンコの計数管理の基本、用語、計算式と活用法などについて解説していきます。1回目の今回は「計数管理の目的と基礎データ」についてです。この連載で計数管理の基礎を確認し、苦手意識を払拭しましょう。
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