日工組（金沢全求理事長）は6月23日、「『遊技くぎ』の変更により性能が異なる可能性のある型式遊技機」の回収リストを発表。対象機は2014年検定機、2015年検定機合わせて23社93型式で、総設置台数は58万9510台に上る。内訳は、2014年検定機が4万2503台の「CR北斗の拳6拳王H80」を筆頭に、「CR真・花の慶次L3-K」「CR牙狼金色になれXX」「CRまわるんパチンコ大海物語3HMB」「CRヱヴァンゲリヲン9W」など、18社48型式、21万8395台。2015年検定機が、11万3355台の「CR牙狼魔戒ノ花XX-XX」を筆頭に、「CRルパン三世8H9AZ」「CRヱヴァンゲリヲン10」「CR大海物語3スペシャルMTE-1」「CRぱちんこ仮面ライダーフルスロットル10」など、20社45型式、37万1115台。総台数をメーカー別で見ると、1位がサンセイアールアンドディの15万7233台、2位が三洋物産の9万5474台、3位が平和の6万9912台となっている。日工組では2月10日に第1次リストとして13社28型式4万8863台、3月2日に第2次リストとして11社17型式8万8104台を発表していたが、今回の第3次リストをもって、すべての遊技機の調査が終了したことを報告。可及的速やかな回収・撤去に向けて、全日遊連などの関係団体に理解と協力を求めている。