特許訴訟でアルゼの上告を最高裁が棄却
プレーヤーが遊技をしない際に遊技機の音量を低下させるアルゼ(東京都江東区、余語邦彦社長)の特許技術を無効とした特許庁の審決取り消し請求訴訟で最高裁は5月8日、アルゼの上告を棄却。アルゼの特許無効が確定した。この技術などをめぐっては、サミー(本社・東京都豊島区、中山圭史社長)の「ホクトノケン」が特許を侵害しているとしてアルゼが210億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。サミーは「特許は周知技術」などとして審判を請求し、特許庁が無効の審決を言い渡していたほか、知財高裁も無効審決を支持していた。
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