警察庁がメーカーに演出表示・機種名等の規制文書
警察庁が日工組、日電協、ならびに遊技機メーカー各社に対して、9月22日付で「善良の風俗又は清浄な風俗環境を害するおそれがあると認められる遊技機について」と題する注意文書を発出していることがわかった。警察庁では同様の文書を09年1月23日にもメーカー団体等に発出しているが、今回の文書で「最近、型式試験に申請される遊技機において、パネルおよび周辺基板の演出等を含めた、遊技者が視認可能な部分の表示等に善良の風俗又は清浄な風俗環境を害するおそれがある内容を表示するものが散見される」と、あらためて指摘。遊技機のパネル・図柄・演出の表示等において、「性的なもの」「残酷なもの」「犯罪行為を誘発するおそれのあるもの」「著しく射幸心をそそるおそれのあるもの」を含む遊技機を開発・製造することがないよう求めている。遊技機の型式名、通称名についても同様の注意を促している。これに対して、日工組では10月6日の技術者委員会で周知徹底。日電協でも同18日の回胴式遊技機製造業者連絡会の研修会で周知徹底される予定になっている。
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