山口県遊協（金栄作理事長）は6月16日、山口市の「山口グランドホテル」で平成29年度通常総会を開催。金理事長は冒頭のあいさつで、5月11日に同県内のホールの駐車場で起きた幼児の車内放置事故死に触れ、「ひとたび、このようなことが起きると、今まで積み重ねてきた努力や信用が一瞬にして無に帰してしまいかねない。ホール関係者全員が緊張感を持って、未然防止に取り組んでほしい」と呼びかけた。任期満了に伴う役員改選が行われ、金理事長が再選（2期目）。新井昌成副理事長が留任し、新たに黄正吉氏と中山智晴氏を副理事長に選任した。議案審議では、組合加入金を「台当たり1万円」から「1営業所当たり100万円」に改定し、昨年12月3日から運用を開始したことを伝えた。来賓あいさつでは、山口県警生活安全企画課の河口雅之課長が登壇。これまで同県の風適法施行条例にはパチンコ店の営業時間を制限する条項がなかったが、それを改正し、今年6月1日から1年を通じて午前9時～午後11時となったことに言及。「一部で混乱が生じていたので改正した。順守してほしい」と話した。