稼働を上げる計数管理実践編(執筆者/エンタテインメントビジネス総合研究所/林秀樹)
2011年6月号/出玉感を数値化する割数管理と玉粗利管理(最終回)
前回は「試打データから他店の遊技機の使い方を推測する」というテーマでした。「他店調査では、実際に試打をする。そうすることで、スタートやベース、BYなどの数値が把握できる」という内容です。そして、計数管理実践編の最終回となった今回のテーマは「割数管理と玉粗利管理」。店内の出玉感を、感覚ではなく数値でつかもうというものです。はたして、この二つの計数管理方法には、どのような注意が必要なのでしょうか。
2011年5月号/計数管理の知識の他店調査への応用
前回は「客滞率が目標出玉や目標割数に及ぼす影響」についてのお話でした。「機械整備項目はもとより、客滞率によっても割数等は変わってくる」という内容です。そして、いよいよ最終回も目前に迫ってきた今回のテーマは何かというと、「計数管理の知識を使って、他店の遊技機の使い方を把握する」。計数管理の知識を外向けに利用しようというものです。では、実際、どのように利用すればいいのでしょうか。順を追って解説します。
2011年4月号/目標出玉・目標割数に客滞率が及ぼす影響
前回は「ホールコンピューター上と体感上のスタート回数の違い」をテーマに、「ホールコンピューターに表示される数値だけで判断せず、遊技客が体感している数値も把握しましょう」という内容について解説させていただきましたが、皆さん、実践していらっしゃいますか? 今回は「目標出玉、目標割数に対する機械整備項目以外の影響」、いわゆる客滞率が目標出玉や目標割数に及ぼす影響についてお伝えします。
2011年3月号/ホールコンのスタートと遊技客の体感スタート
前回は「ホール側で整備できる計数項目とその影響」をテーマに、「ホールにはスタート回数以外にもBA、BY、T1Yなどの整備できる項目があり、それらの管理を怠ると莫大な粗利益のロスとなる」ということについて解説しました。3回目の今回は、店舗管理者が計数管理や機械整備でもっとも気にする「スタート回数」という指標について、ホールコンピューター上のものと遊技客が感じるものとの二つの見方から考えて見ましょう。
2011年2月号/ホール側で調整が可能な計数項目
前回は「BY」、すなわちベースのうち、スタート回数にかかる賞球以外の払い出しが
いかに重要かということについての説明をさせていただきました。要は、「BY数値をおろそかにすると、莫大な利益の損失につながる」ということです。今回は、各計数管理項目を、実際の遊技機の管理にどのように役立てるのかについて考えてみましょう。
2011年1月号/利益に直結する「BY」の重要性
2010年の本誌1~6月号に連載しておりました、「基礎から学ぶ計数管理」の続編で、今回から実践編をテーマに、また半年間、計数管理の連載を担当させていただきます。前回も繰り返し述べましたが、遊技機の状態を把握し、適切に運用していくためには、計数管理の知識はとても重要です。そこで、今回は前回学んだ基本的な用語と計算式のおさらいをしながら、ワンランク上の「実践的な計数管理術」をお伝えしていきたいと思います。
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